平和学習授業「特攻」の流れ
平和学習授業「特攻」
◇発問1 「特攻」という言葉を知っていますか。どんな意味ですか。どういうときに使うのでしょうか。
☆SF映画の内容を紹介。凶悪なエイリアンの円盤のプラズマ攻撃から息子のいる基地を救うために戦闘機で特攻した親父の話
◇発問2 親父は、最初から命を捨てるつもりだったでしょうか。(はい いいえ)なぜ、特攻していったのでしょうか。もし、特攻しないで逃げていればどうなったかと考えてもいいですよ。
☆70年前に日本は、巨大な敵と戦いました。
どこと戦ったのでしょう。( )
日本が太平洋戦争に至った経緯を説明し、最初は、ハワイやマレー半島の奇襲で勝っていたが、ミッドウェー海戦で大負けして以来、どんどんと負けていき、資源・人材に困窮して追い詰められた大日本帝国は、戦果を上げるための特別攻撃隊が作られたという説明を動画を交えてする。
いろいろな特攻兵器が研究され作り出されていきました。
「剣」「回天」「震洋」「桜花」そして「伏竜」など模型を教材提示カメラで見せながら説明する。
☆特攻を扱ったアニメを見せる。
◇発問3 少尉は、最初から命を捨てるつもりだったでしょうか。(はい いいえ)なぜ、特攻していったのでしょうか。もし、この特攻が再び失敗して終戦をむかえたらどうしていたでしょうか。
*二つの特攻の違いは何だろう。
「始めの話は命を最大限まで大切にし、最後の手段として行ったが、二つ目は最初から命を無くすつもりで行っている。」というような答えが出てきた。また、「命をそんな風に使わせた上の人たちには腹が立つ」というような気持ちも見られた。
◇発問4 特攻は志願だったのでしょうか。強制されたのでしょうか。
( )だと思う。
そして、原爆が二発落ちて終戦となりました。
☆特攻に至るまでの感情や時代の雰囲気についての資料を配布、読む。
◎特攻をまとめたプリント配布、読む。
☆今日の授業で思ったこと、知覧特攻平和会館で調べたいことなどぎっしりと書 いてください。書き足りない場合は、裏に書いてもいいですよ。
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