日々是学び也

朝10時～薩摩川内市の藤本地域を4カ所周り

化石を探すというフィールドワーク。

博物館の車で回る。

一緒にフィールドワークをする先生方は旧知の方々。

お互いに中学校の情報交換などしながら

楽しく

そして地味に化石が入っていそうな石を割り、探す、探す。

そして、3カ所目。

ここで発見した！！

何十個もシルト層の岩石を割っていたところ、

まず、普通の葉の化石を発見した。

葉の後になっている生痕化石だ。

さて、次は・・・・

次の3つを見つけた。

なんと花びら、花弁のようなものが

写真で見るように白と紫色で入っていたのだ。

今の所、正体は不明なので、

花びらのようなものとしておく。

触った感じは、うすい雲母などではない。

つまり鉱物感はなかった。

弾力のある花びらのような感じであった。

まあ、こういうこともあるのだろうと石の年代を

博物館の方に聞いたところ、

２５０万年前ということ。

えーーー、２５年前じゃなく、

２５０万年前！！

驚いた。

そんな時代のものがシルト岩の中で化石にもならずに

黒や茶色でもなく、

色まで鮮明に残しているのだろうか。

写真で、手のひらに載っているものは、

シルト岩からボロボロになることなくしなやかに剥がれたのだ。

博物館に持って帰って調べてもらうことにした。

果たして何なのだろうか。

その後、その石が見つかった近くを探すも一つも見つからなかった。

二つは、中に他のものが入っている可能性を残しながらも

割らずに冷蔵庫で保存している。

写真も一切加工していない。

事実だけを伝えた。

花びらのようなものというのだけは、私の主観で、

調査結果を待ちたい。

まあ、大山鳴動して鼠一匹かもしれないが、

私としては、今日の最大の収穫だと思っている。

帰宅後、疲れたーーー。

夕食も食べる気が無い・・・・