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2013年2月19日 (火)

総合・道徳教育メールマガジン第0316号です。

編集長です。
いかがですか。毎月、お届けいたします。
ここで、ご自分のメルアドを入力するだけで読めます。
◎総合・道徳教育メールマガジン
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■■■■ 「正義と勇気を育てる教育」を進める ■■■■■■■■■■■■■
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■■...........2013年 2月19日発行:第0316号  読者数 3002人
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■ 巻頭メッセージ
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■         「いじめ」に対して すべきこと
■                              道徳のチカラ 代表:佐藤幸司
「いじめ問題」が起こると,道徳授業の重要性が指摘されます。
 それだけ,道徳授業に対する期待が大きいのです。
 けれども,もし,今,いじめが起きているのならば,道徳授業の準備をして
いる場合ではありません。
 授業の準備をしている間にも,いじめられている子は,その苦しみから逃れ
られないでいるのです。
 教師は,すぐにでも,その子を救ってやらなければなりません。
 いじめには,前兆があります。
 最初から,極悪ないじめが発生するのではありません。
 小学生であれば,それまで「~くん」「~ちゃん」と呼んでいた友達同士が,
急に一方が「呼び捨て」で相手を呼ぶようになります。
 そういう場面を見つけたら,逃さずに指導します。
「今の言い方,何だかとても乱暴に聞こえたんだけど,どうしたの。」
「そういう呼び方されて,うれしかった?」
「あなたは,友達に今みたいに乱暴な言い方をして,うれしいの?」
というふうに,両方に聞きます。
 初期のいじめとしては,靴隠しやノートへの落書きなどがあります。
 そのときには,法と関連づけながら,その行為に対して厳しく非難(指導)
します。
 靴隠しは,人の物を黙って持ち出すのだから,盗みと同じです。
 これは,窃盗罪といいます。
 ノートへの落書きは,人の物を壊す行為です。
 これは,器物破損といいます。
 窃盗や器物破損を行えば,警察に逮捕されます。
 もちろん,子供だからといって,許されることではありません。
 大人は刑務所に行きますが,子供は少年院に送られます。
 ・・・
という内容を毅然とした態度で,子供たちに話してください。
 いじめをテーマにした道徳授業は,いじめのないクラスで行うからこそ効果
があります。
 何か問題が起きたからあわてて道徳授業を行うのではなく,週に1度しかな
い道徳の時間を着実に積み重ねていきましょう。
 道徳を1時間やったからといって,子供は急には変わりません。
 でも,少しずつだけれども,着実に子供たちの心が育っていくのが,たとえ
ばクラスの雰囲気で実感できるようになるはずです。
 道徳のチカラを信じて,今年度のフィナーレへと進んでいきましょう。
☆お知らせ
 佐藤幸司の「プロの教師シリーズ」(学陽書房) 新刊!
 『クラスが素直に動き出す ~プロの教師の子どもの心のつかみ方~』
 (定価1800円+税)
1年間の集大成のこの時期に,また新年度の新たなクラスづくりに
向けて,ぜひお読みください。
1章第9項「怒るときは怒れ,それが教師である」には,一人の子に対する
「いじめ・嫌がらせ」を解消した教師の語りが掲載されています。
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■             イベント お知らせ
■       
☆☆☆ 2月 ☆☆☆
「育てる」力ある教師をめざして
 オール深澤セミナー in 東京 ─全国の若手教師よ、団結せよ!─
 ~主催:教育サークル「オリエンタル・レボリューション
                                               (略称:オリレボ)」~
 深澤久先生の学級を参観した人は、“奇跡的な”子どもの姿に圧倒されます。
「どうしてあそこまで目を輝かせ、やる気と自信を持って学習に取り組んでい
るのか。」
 このような学級を作り上げてきた深澤先生による講座です。教師の持つべき
哲学、子どもの鍛え方・のばし方、“本当に”育った子どもの姿、若手教師に期
待することなどについて、語ります。また、若手教師による発表もあります。
様々な課題を抱える教育現場で毎日奮闘している皆さんに、勇気と元気を与えて
くれるセミナーです! 一緒に学びましょう!!
★講師:深澤久(前・群馬県公立小学校教師)
★日時:2013年2月23日(土)13:00~17:00
★講座日程:
13:00 受付
13:30 講座1「教師よ!哲学をもて」
14:25 講座2「子どもを鍛え、育てる」
15:20 若手教師による実践発表 3名
16:05 講座3「若手教師に期待すること」
  ※終了後、深澤久先生を囲んでの懇親会を予定しています。
★会場:日本標準本社5階会議室
(JR中央線/東京メトロ丸ノ内線荻窪駅下車徒歩8分)
★参加費:3,000円(当日受付で)
★定 員:30名
  ※2/12時点で定員突破の40数名の申し込み。あと数人ならOK。お早め
に。 
★申込先: メールアドレス chikaranakamurajp☆yahoo.co.jp(☆を@に)
「育てる」力ある教師をめざして
☆☆☆ 3月 ☆☆☆
第20回先生のためのとっておきのセミナー「愛と勇気のチカラ」
●期日:3月2日(土)
●会場:新潟医科学スポーツセンター 
    大会議室(新潟市中央区清五郎67番地12 
    東北電力ビッグスワンスタジアム 1階(バックスタンド側))
◆内容:
ミスター道徳授業づくり改革の佐藤幸司氏、よりよい生き方を子どもと追
究する「7つの習慣」マスター渡邉尚久氏が、繰り広げる「1年を締めく
くり、次の年のスタートに弾みをつける」講座群です。これは聞き逃せな
い。
◆申し込み・メールアドレス:aitoyuukinochikara☆yahoo.co.jp(☆を
@に)「愛と勇気のチカラ事務局」 井口真紀(いぐちまき)まで、「第20
回 愛と勇気のチカラ 参加希望」とお知らせください。お申し込みはお
早めに!! 
第2回 新年度スタートダッシュセミナー
「教師として、もっとステップアップしたい!」
「子どもたちのことを、もっともっと伸ばしたい!!」
「4月から先生になるけど、何をどうしたらいいのか分からない」
そんなあなたに…
お待たせ致しました!!
昨年、大好評だった超豪華講師陣によるスペシャルセミナーが、今年も実現
しました。
教師でいるのがうれしくなる! 子どもたちと出会う4月が楽しみになる!
全国の仲間とともに学び合い、次年度に向けてエネルギーを充電しましょう!
○日時 平成25年3月26日(火)10:30~16:10
○場所 マロンホール(東小金井駅開設記念会館)
 JR東小金井駅南口より徒歩5分
○主催 ももの会
○参加費 一般3000円 学生2000円 (定員50名)
○日程 10:10~ 受付開始      
    10:30~ 開会挨拶
    10:35~ 第一講座 鈴木健二先生
         「チカラのある教師の共通点」
    11:20~ 第二講座 杉渕鐵良先生
    「杉渕流ができるまで~いかに向き合い、自分流を創ってきたか~」
    12:00~ おすすめ本の紹介
    12:15~ 昼食休憩
    13:30~ 第三講座 すべての子を伸ばす授業づくりを目指して
          (模擬授業)
        鈴木 健二先生「鈴木流 子どもを育てる道徳授業」
        杉渕 鐵良先生「杉渕流 子どもが力をつける国語授業」
    15:30~  学びの交流
    15:50~  Q&A
    16:10~  閉会挨拶
               ※講座時間・内容は予定です。
申し込みはコクチーズ http://kokucheese.com/event/index/71435/
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■             「道徳のチカラ」関連の発売中の書籍
■機関誌「道徳のチカラ」
http://www12.wind.ne.jp/kaikaku/kikansi-mokuji.htm
□ 教師のチカラ 第12号(日本標準)
http://www.nipponhyojun.co.jp/sinkan/mag_kyousi_tikara/
第13号の発刊も近いよ。
■「とっておきの道徳授業」シリーズ(日本標準)
http://www.nipponhyojun.co.jp/sinkan/index_3.html#2
現在、小学校は11,中学校は10が発売中!!
□Series教師のチカラ1~12(日本標準)
http://www.nipponhyojun.co.jp/sinkan/index_3_2.html
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■      編集後記
もう2月も終わりですねー。
編集長の原口です。
先日、学年末テストが終了し、いよいよ学年最後の成績処理となります。
担任をされている方は学級の仕上げにも入ることでしょう。
中学三年はあと20日を切った学校生活で、公立高校入試、卒業式とこれまた
忙しいことでしょう。(そんな中、まだ、生徒指導で先生の手を煩わしている生
徒がいるのもうちの実態ですが・・・)
毎年参加している博物館のフィールドワークのまとめ会+懇親会も終了。
科学技術振興機構の科学部支援の書類のまとめ。
初任研のまとめ。
他・・・
いろいろなもののまとめで、時が怒濤の如く過ぎていきます。
皆さん、忙しいことと思いますが、仕事は確実に滞りなく処理されますように。
でも、健康第一ですよ。(うちは2人病休の方がいますから。)
そういえば、一年の成果が出てくるのも今の時期。
昨年は、上廣道徳教育賞で優秀賞をいただきましたが、
今年は、いまのところ、東京書籍教育賞で入賞はできませんでしたが、入選は
いただけたようです。東レは落選しましたので、理科の論文は難しいです。
でも、これからもいろいろな自分の可能性をチャレンジしていきたいと思って
います。人生一度っきりですから。(^_^)
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