12時08分に噴火したようだ。
南東に火山灰は流れている。
垂水や鹿屋の人々は大変だろうなー。
さて、「山が膨らむ山体膨張とみられる変化が年明けから観測されている。気象庁は、地下のマグマが上昇しているためとみており、大量の降灰を伴う噴火が起こる恐れがあるとして、注意を呼びかけている。」
と注意喚起されてから3日目。
桜島での観光施設にはキャンセルなどが入り損害も出ている。
しかし、そうだからと言って、気象庁の注意喚起を風評被害の原因と言ってしまっていいのだろうか。ほらみろ、何も起こらないじゃないか。平常と変わらないと言ってしまってもいいものだろうか。
火山の寿命は長い。
桜島の観測網が緻密になってきたのは、ここ数十年のこと。
何万年も生きている火山の爆発パターンは未だ解明されていないことも多い。
3万年近く前に大噴火して南九州縄文文化を滅ぼした姶良カルデラだって噴火しないとは限らないのだ。
それゆえに気象庁や京都大学などの関係機関には、今まで通り真実の観測記録や注意喚起を発表してもらいたい。
いろろな圧力もあるかも知れないが、島原や御嶽山の悲劇はもうたくさんである。
とりあえず、
火山から距離さえ取っていれば直接的な被害に遭うことはないのだから。
でも、カルデラ噴火になれば、私たち鹿児島本土県民は、ほとんどお終い。
日本人も一ヶ月以内に半分くらい倒れるかも。
それくらいの危険は鹿児島県民なら常に心の隅に置いておかねば。
常に桜島の安価を見慣れているので、火山について軽く考えがちな鹿児島県民。
正常性バイアスを持っていると生きる機会を見失うから。


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