29日後に道徳研究公開をする私
15分くらい前から教室に行き、
DVDや実物資料の準備をする。
14時20分、5校時、授業開始。
参観者は教育実習生3人や初任者、管理職、
市教育委員会の二人、
校内の先生方などなど10名から20名はいたか。
まあ、平常心で授業を進めていく。
生命、
生まれるとは、
終わりとは。
そしてチャイム。少しオーバーしてしまった。
みんなの感想を集める。
楽しさ度4.32、ためになった度4.79か。
まあまあいいね。
多面的に命を考えられたと思う。
もう少し話し合いの機会を増やせば良かったか。
感想のいくつか
○命が誕生しても、いつかは死ぬ。」この言葉は悲しい。そして、きらい。楽しいこと、思い出は生きているうちに作り、また、いじめなどは絶対にしてはいけないと思った。最後の事故の話の「お父さんは帰ってこない」は感動した。
○命をもっと大切にしたいと思った。また、友達の意見には「あー、なるほど」と私には考えられない意見がたくさんあり、圧倒された。そして、いじめはこの世から無くなって欲しいと思ったし、いじめをしている人間になんか価値はないと思った。これからも命を大切にして生きていきたいと思った。家族や知人にも今日の授業のことについて教えたいと思った。
○とってもためになる授業で、生命の始まりから終わりまで、一気に知ることができたので飽きること無く授業に集中できた。
○今までは、生命のことなど、あまり考えたことが無かったが、山元くんなどの意見で生命のことについて深く詳しく考えることができた。
○生命について学べて良かったです。心に残ったのは2つの死についてです。資料6の法はいじめ自殺してしまった人のことでした。資料7の方は父を失ってしまったことが書いてありました。どちらの死もとても悲しいものでした。
○一番いい死に方はないけれど、自殺や事故など自分から命を絶つことや他のことで命を失って欲しくないなぁと思いました。一日一日が大切だと思いました。
15時10分過ぎに一応終了。感想を書いた生徒から持ってこさせて休憩。
この後、15時25分くらいまでに片付けて校長室へ急ぐ。
15時30分から授業研究。
指導主事二人と教頭二人と道徳部2人と私で行う。
授業の反省は時間をオーバーしてしまったことなどを言い、
後は、気がついたことを指導主事も含めて自由に。
資料が古いことや発問の仕方なども納得できることをストレートに指摘されてありがたかった。
指導主事の一人Aさんは、以前甲東中学校の理科の研究授業も見てもらったことがあり、
もう「さん」付けで話す。「かお」に載った先生とか、いろいろと私を評価してくれている方で良い人だ。私は一介の教師なので恐縮しているが、私が教科書を使わないと若い先生方に影響があるとか・・・えー、本当かな?まあ、それゆえにストレートに話ができる。
さて、「理科の中の道徳」という部分は、公的な会だから、道徳科としての進め方を見に来るのだから、などいろいろと理由がついて道徳科として行うことになった。
最初は、私も副担任、教科担任としてできるだけ行いたい趣旨のことを反論していたが、まあねいろいろと話しているうちに道徳科でもいいかと思うようになった。いろいろ制限があった方が成長するしね。
また、教科書をメインにと言うところは飲めず、資料として使おうということにした。メインでは・・・・ちょっと・・・・せめて資料としてなら使えそうです。
というわけでねいろいろと議論していたら17時を過ぎた。気がつけば、二人の道徳部職員は退出していた。まあ、私とAさんが喧喧ガクガクの議論をしていたので入り込めなかっただろうなーーと。
まあ、教育委員会も新しい事はなかなかできないようで・・・・いろいろな周りからの意見を怖がっているように思えた。新聞の資料についても難色が示される。いじめ自殺を忘れさせたいいとが少し見えるのだが・・・・いや、Aさんでは無く、その背景・・・政治が見えて、なんだかこわいね。
指導案を道徳科バージョンに書き直しだ。でも、教科内道徳という気持ちは捨てないよ。
とにかく歯に衣着せぬ学習仲間たちと話し合いをしているようで楽しかったです。
こんなの久しぶりだったなぁ。
あと四週間、さて、どう作ろうか、まあ、今日は終わったばかりだから一休みします。
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