「日々是学び也」ブログの分析 2026年
以下に、ブログの特徴と分析結果を4つの視点で整理しました。
1. 執筆者の概要とブログの位置付け
- 執筆者: 鹿児島(「かごんま」)の中学校で理科を担当する教員(原口栄一氏 / 学び工房eiichi)。
- ブログのスタンス: 「かごんまの中学教師んつぶやきやっど」というサブタイトルの通り、日々の授業の様子や指導の省察(リフレクション)、自作教材づくり、学校生活の様子を率直に発信しています。
2. 発信内容・テーマの多角性(カテゴリー分析)
ブログ内には多岐にわたるカテゴリーが設定されており、単なる日記にとどまらない多角的な探究・教育活動が読み取れます。
- 理科授業・仮説実験授業・実験道具: 「運動エネルギーの実験」などの授業実践や、仮説実験授業への取り組み。
- 自作教材・モノづくり: 「桜島の10万分の一模型」「地形模型」「分子模型」「夏休みの工作」など、手作りの教具開発への強い情熱。
- 道徳・生徒指導・教育問題: 「道徳のチカラ」や「いじめの構図」といった、道徳教育や生徒指導に関する深い考察・連載記事。
- 地域・自然・社会への関心: 鹿児島という地域性を活かした「桜島」「火山」「地震」に関する話題や防災教育への視点。
3. 直近の記事に見られる授業分析(例:「運動エネルギーの実験」)
直近の投稿(2026年9月25日)では、中学3年生を対象とした運動エネルギーの実験について触れられています。
- 生徒の学びの深化: 新しい実験道具を通じ、生徒たちが「運動エネルギーを大きくするには速度と質量を大きくすれば良い」という本質的な規則性に自ら気づくことができています。
- 指導者の真摯な振り返り: 初めて使う実験道具だったため「いろいろと甘いところもあり反省」と記しつつ、「あと1クラスやるので、もっと良い感じでいきたい」と次の授業での改善意欲に即座につなげています。
4. 全体的な特徴と魅力(教育的価値)
- 実践者としての不撓不屈・探究心: 生徒を楽しませ、実感を伴う理解を促すために、新しい実験道具や自作模型・漫画パワポ(メンデル等)などを積極的に取り入れる高い授業改善意欲が見られます。
- 率直で人間味あふれる省察: 成功体験だけでなく、授業での反省点や日常の多忙さ(「疲れる」「体調」など)も素直に綴られており、等身大の教員としての葛藤と熱意が共感を呼ぶ内容となっています
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ブログ『日々是学び也』(原口栄一先生 / 学び工房eiichi)の過去アーカイブや記事データを調査し、約20年間の歩みを5年ごとの時期に区切って特徴を分析しました。
5年ごとの変遷と特徴まとめ1. 創生期・黎明期(2005年〜2009年): 「等身大の教職記録と試行錯誤」- 主なテーマ: 学校現場での日常、学級通信の作成、教頭・学年主任時代の葛藤、理科室整理
- 特徴: 中学校教員としての多忙な日常や教職のリアルな葛藤を率直に発信。理科準備室の整備や仮説実験授業(「もしも原子が見えたなら」など)の試みが始まった時期です。
2. 展開期(2010年〜2014年): 「地学模型の開花と道徳セミナー活動」- 主なテーマ: 第一鹿屋中学校科学同好会、大型地形模型(桜島・錦江湾・霧島)の制作と図書館展示、道徳授業改革セミナーでの講師活動(坂本龍馬の衣装等)
- 特徴: 手作り地学模型が新聞や図書館展示などで社会的に高く評価された時期。科学同好会を率いて博物館でのポスターセッション発表を行うなど、活発な科学教育を実践しました。
3. 定着・深化期(2015年〜2019年): 「理科室経営と実践的指導の体系化」- 主なテーマ: 実体顕微鏡や火山灰観察の工夫、仮説実験授業の追実践、理科準備室の機能化、部活動や教職の働き方への示唆
- 特徴: 赴任先各校で理科室環境を短期間で整理・再構築。「理科室づくりのプロ」として、手作り教具や実験の工夫を精力的に発信しました。
4. 発展・成熟期(2020年〜2024年): 「コロナ禍の工夫と『学び工房eiichi』100号達成」- 主なテーマ: コロナ禍での自由研究指導(化石レプリカなど)、生徒からの授業評価カード分析、通信『月刊 学び工房eiichi』の継続発行(2024年に100号達成)
- 特徴: 生徒からのアンケート評価や感想を丹念に分析して授業改善に活かしました。通信を通じて自身の指導法や教材開発を長年蓄積・共有しています。
5. 最新・探究期(2025年〜2026年現在): 「カルデラ模型連載と教科横断・道徳探究」- 主なテーマ: 全国のカルデラ地形模型(20作以上の連載)、新しい実験道具による運動エネルギー実験、放射線授業、道徳・いじめ問題に関する省察
- 特徴: 自作模型の技術が極まり、全国のカルデラ地形を網羅的に立体化。理科・道徳・環境教育を融合した先進的な授業実践を記録しています。
全体を通じた主なテーマ:- 手作り教具・立体模型の進化: 2010年の霧島・桜島模型から近年のカルデラ20連作まで、一貫して「目に見えない立体構造の可視化」を追求。
- 生徒目線に立った授業評価と改善: 生徒の感想や評価データを真摯に受け止め、毎回新しい工夫を加えるリフレクションの姿勢。
- 理科と道徳の架け橋: 仮説実験授業や偉人伝(メンデル等)、環境倫理を取り入れた教科横断的道徳の実践。


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