202502放射線授業03 3年生2、3回目。
先週の金曜日は
「3年生も霧箱での放射線観察と2年生同様の4つの実験を行った。
3年生は時間に余裕があったので、全部のデータを測定させて平均を出させた。とうぜん、この時間では終わらないので、次の時間、月曜日までワーク提出を延ばした。」
ということで、
1時間目は、その続きで、さらに5番目の実験を入れた。
⑸ 放射線測定器の違いで測定値の違いが大きいか、調べよう。
レンタルしている機材は、高価であり信頼性も高いのであるが、
巷には安価な放射線測定器(といっても1万円前後から数万円)があふれている。
そこでレンタルしたMr.Gammaと比較する実験を入れてみた。
信頼性はあるのかという。
0番がMr.Gammaである。
1,4,5,6は中国製、
2,3は日本製、
7,8はロシア製。
モナズ石や船底塗料で見てみると
安価な物は高い値が出にくい感じである。
その中でも日本製3は0番に近いかな。
中国製は全体的に低い値が出るか。
ロシア製は0.2前後で数値が出ているようだ。
あまり動きがない。
また、0番と同じようにモナズ石で高い値を示す機器は多いが、
一番低い値は散らばりが大きいような。
なかなか同じにはならないのだなー、ということがわかると良い。
測定するときは、途中で機器を変更しない方が良いと言うことがわかる。
まあ傾向は同じではあるが、
数値は大きく違っていたりもする。
生徒たちも、いろいろな測定器があると言うことを知り、それぞれ癖もあると言うことも知って欲しい。
霧箱の放射線観察も終了。
片付けに入る。
5時間目も3年生の授業が入ったので、
まとめる時間を少しとり提出後、
放射線用語マッキーノ、
そして科学道徳ということで、
「高レベル放射性廃棄物」をどうするかという授業に入った。
写真の問いを考えるところで時間切れ。
また、次の時間で後半をしようと思う。
大切なことである。
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