令和元年度日本道徳教育学会第1回九州地区研修会
大変学べました。
内容を見て、行きたいと思っていたんですが、
土曜授業の日でもあるし、
うーんと思っていたんですが、
思い切って行って良かった。
行こうと思った直感は正しかった。
大論争は気になることばかりだった。
●シンポジウム「大激論!道徳授業づくり5大論争」
田沼茂紀、須藤聡(熊本市立砂取小学校長)、桃崎剛寿(熊本市立京陵中学校長)
論点1 1時間1内容項目の授業形態を、どの程度重視すべきか
論点2 授業のテーマ(ねらい)は、子どもに初めから提示すべきか、否か
論点3 教科書と自作教材の活用は、35時間でどのようなバランスがよいのか
論点4 道徳授業で実際の解決策を考えてよいのか、NGか
論点5 道徳授業で体験的な学習をメインにすることはよいのか、否か
そのうちの3は、次のような考えが出た。
A 教科書は半分くらいは使う。半分くらいの自由度はあってもいい。
B 教科書は主たる教材。22の内容項目は一応一時間ずつ22時間教科書で行う。教科書の内容がだめだったら、次の年から減らしていっても良い。残りの13時間は自分で工夫すると良い。各自治体の副教材使用や自作資料など。
C 教科書は使用義務あり、自主教材は誰がチェックするか?
どの意見も道徳に尽力されている方々の意見ゆえに重い。
私は、もちろんBだ。鹿児島市の指導主事もこう言っていたし。
これからもこう進めたいなあ。
さて、私のことだが、
熊本の方ばかりで完全アウェイだったのだが、
同じ席の隣に座っていた方が、
論争のたびにグループで話し合っていたときに、
「ひょっとして鹿児島の原口先生ですか」
私「はい」
「あ、先生の授業を真似させてもらっています。進路指導の時とか。12巻の授業の仕方とか。ああ、会えてよかったー」(というような感じ)
私「え、うれしいなーー」
という流れで話が盛り上がり、うれしい気持ちだった。
「中学校編 とっておきの道徳授業」の宣伝もグループ内でもできたし、
もちろん話しかけてきてくれた方は全巻持っています。
ああ、いろいろ表現していて良かったと思う瞬間。
11月の武田の贈呈式の時もこんなことがあったし。
ありがたい。まだまだ、がんばろう。
会の後は、田沼先生を囲んでの懇親会。
桃崎、白石ら6人で。
ここが美味しかった。
本当に。
また、来たいなぁ。
とにかく、熊本の先生方と話していて
熊本市は教育システムや設備の面でも未来的で、
本当にうらやましかった。
鹿児島市も追いつくには、10年はかかるんじゃないだろうか。
だから、付属中発表会の同日でも、このような会の参加者が多いんだろうなあ。
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