20250703の全校道徳授業「命の授業」
本時の実際
(1)本時の目標
生命について資料から多面的に考える。
内容項目 (D19 生命の尊さ )
(2)資料について
「命の授業-道徳の授業改革をめざして」(深澤 久著 明治図書刊)に掲載してある赤石賢司氏の授業実践記録を元に資料を集め、7Pのワークとして編集した。
① 資料0 みんなの「命についてのイメージ絵」
② 資料1 泡の絵
③ 資料2 分子模型 DNA
④ 資料3 動物の胎児の成長図・進化図(「理科資料集」p51吉野教育図書)
⑤ 資料4 赤ちゃん人形
⑥ 資料5 人体成分表
⑦ 資料6 オセモコ 戦争(「南日本新聞」2025・6.10付)
⑧ 資料7 御嶽山噴火の読み物(「検証 御嶽山噴火」(信濃毎日新聞社))
資料は変えました。今までに無い資料です。今回、あわが生物の始めと言うことで「あわ」モデルも簡易的に作りました。
全校生徒16人対象と先生方が参観してくれました。
その後、授業研究、道徳研修という流れでした。
ああ、定年退職しても研究授業をしてみんなに見てもらえるとは、ありがたいことだ。
次は、1月に放射線の研究授業をする予定。
●いくつかの生徒感想
・自然の力で亡くなってしまうのは対策のしようが無いけれど、せめて戦争、自殺は対策できるからしてほしい。世界の国々が日本のように平和であって欲しい。
・命の終わり方はほからない。いつどこで死ぬかはわからない。でも、戦争での死や自殺は人生の終わり方の中でも、とても悲しい終わり方だと思った。一番いいのは寿命を全うすることだが、いつどこで何が起こるかわからない。だから今を大切に周りの人を大切にするべきだと思います。自殺は周りの人も悲しくなるから、それだけはやめようと思いました。
・もらった命を大切にしたいと思いました。お母さんlove。自分だけじゃなく周りの人の命も大切にしたいです。育ててくれた人に感謝!!
・僕は命の大切さをさらに深めることができた。命の終え方は主に二種類あることもわかった。これからも命のありがたさがわかり良かった。
・すぐに死なないように健康に過ごしていても急に死んでしまうこともあるんだと言うことがわかった。運命は残酷だ。
・戦争でこんなに多くの人たちが亡くなるとは・・・悲しい気持ちになった。何で戦争があるのだろう。これからも自分の市野は自分で守ることが大切だなと思った。
・今日の授業で戦争で命を落とした人と安全だと思っていた人たちが亡くなったことは、どちらも悲しいことだと思いました。命を捨てないでちゃんと生きていこうと思いました。
・人間がどのように誕生したか知ることができ、ためになりました。死ぬことは辛いと思った。人間の材料が安いことはショックだった。
●いくつかの先生の感想
・発問1~2から本題の発問に入るまでの店舗がとても良く「命」という思いテーマだが、深刻な暗い雰囲気では亡く授業が進んでいた。
・命についてのわかりやすい授業を受けることができて、とても勉強になりました。生徒たちは一生懸命聴いていた。動画、プリント、人形、薬品実物等を使って生徒によくわかる授業でした。生徒たちへの発言をやりやすくしているのは素晴らしいと思った。
・挙手して意見を言う生徒が多かった。命の大切さを感じているようであった。生命の誕生は泡だったこと、母胎の中にいる赤ちゃんの姿に驚かされました。
・指導者が楽しく授業をすると生徒ものってくる。生徒の映像への関心が高められていた。選択肢があるので全員が答えられる。発問に対して生徒みんながしっかりと書いていた。
・生徒が進んで発表していたり、ワークシートにも一生懸命書いている。教具が工夫されている。読む資料の活用方法がわかりました。振り返りで感想と友に絵を描かせることもおもしろい。




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