電気実験 並列回路の電流⑴⑵
並列回路の電流の定義
各抵抗の電流の和は全体の電流の値に等しい
というもの。
このデジタル実験装置を自作して
6セット整えられたので、
抵抗以外に負荷を変えてみようと考えた。
むしろ四角いコンクリート抵抗は実生活では、ほとんどまったく見ることはない。
では、身近にあるような負荷を使ったらどうなるかを試してみて
実際の授業に活用できないかを試行錯誤しながら考えている。
今回は4種の負荷を用意して
アとイの電流の値、そして全体の電流の値を測定して
ア+イ=全体になるかを確かめる。
6V12V18Vの3段階で電流の値を調べてみようという実験だ。
電流計、電圧計は一度に測定値が見られるので一つ一つの実験の時間は短い。
よっていろいろと試せるというわけだ。
写真で記録したが、写っていない測定値もあった。
やはり書く記録は大切だ。
⑴負荷は抵抗
6V (ア 0.62)(イ 0.3?)(全体 0.92)
12V (ア 1.18)(イ 0.61)(全体 1.?4)
18V (ア 1.73)(イ 0.79)(全体 2.54)
12Vがわかりにくい。だが、6V18Vでは成り立っているようだ。
⑴負荷は12V豆電球
6V (ア 0.04)(イ 0.04)(全体 0.15)
12V (ア 0.10)(イ 0.10)(全体 0.21)
18V (ア 0.15)(イ 0.15)(全体 0.30)
6Vでは、全く異なるが12V18Vでは成り立っているようだ。
豆電球の場合、弱い電流だと成り立たないのかもしれない。
でも、0.15-0.08=0.07
この0.07の分はどこを通っているのだろうか?
⑶⑷の実験に続く。→
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