生徒から寄せられた感想シートを分析すると、理科・化学に対する意識の変化、「原子」や「物質の循環」という概念に対する強い驚きと興味、そして今後の学習に向けた高い意欲という主に3つの大きな傾向が見られます。
以下に主な分析結果をまとめています。
1. 理科・化学に対する意識・感情の変化(苦手克服と関心の向上)
- 苦手意識からの脱却と「好き」への変化: 最初は「理科は難しくおっくう」「苦手」と感じていた生徒が多かったものの、授業での解説や実験を通して「理科が好きになった」「楽しくなった」と回答しています。
- 「なぜ?」が解明される面白さ: 単なる丸暗記ではなく、「なぜそうなるのか」という理由が理解できるようになったことで、学習への面白さを実感しています。
2. 「原子の旅と物質の循環」から得た驚きと学び
- 「すべての物は原子からできている」ことへの驚き: 身の回りの物(紙、ペン、金、水など)や自分自身、他人がすべて原子でできていることに不思議さや驚きを感じており、「一度目で見てみたい」といった素直な知的好奇心も現れています。
- 「たった118種類」と「無数の組み合わせ」の対比: 原子の種類は118種類しかないにもかかわらず、その組み合わせが無限(∞)に存在し、多様な物質を作っている点に感銘を受けています。
- 原子の「不滅性」と「循環(姿を変える)」: 原子が決して消滅せず、空気、水、土、生物などを経てぐるぐる循環していること(人が死んで火葬された後の二酸化炭素や水が植物に取り込まれるなど)に強い衝撃を受けています。
- 地球形成時(約46億年前)と現在の原子の数が「ほぼ同じ」ことへの驚愕: 46億年前の地球にあった原子の数が、現在とほとんど変わっていないという事実に対しても多くの生徒が驚きの声をあげています。
3. 学習工夫(マッキーノ・実験・解説)への高評価
- 暗記の不安解消(マッキーノなどの工夫): 元素記号や化学式の暗記に対して最初は不安を抱いていた生徒も、「マッキーノ」などのゲーム感覚の教材や問題演習を通して楽しく覚えられるようになったと感謝・実感しています。
- 化学反応式への自信: 最初は諦めかけていた難しい化学反応式についても、時間をかけて理解することで「得意分野になった」「作ることが楽しい」と感じるまでに至っています。
- 実験の楽しさ: 実験や現象(化学変化や温度変化など)を実際に体験することで、深い学びと興味を得ています。
4. 今後の学習意欲と日常への視点の広がり
- 次の単元やテストへのモチベーション: 化学の学びを通して自信を深め、今後の単元(生物など)への期待や定期テストでの高得点を目指す前向きな意欲が示されています。
- 日常の視点の変化: 授業で学んだ知識を通して「日常で化学のことを考える時間が増えた」「生活に活かしていきたい」と捉えるなど、学びが日常生活の視点にも還元されています。

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